設立趣旨

 2013年(平成25年)8月6日、関西圏で観光教育に携わってる大学が連携し、関西観光教育コンソーシアムを設立いたしました。

 観光立国の推進には、観光に携わる人材の育成は必須で、近年では多くの大学において「観光」分野を取り入れた教育カリキュラムの増加傾向が見られます。しかしその反面、産業界や高校生をはじめとする一般社会の皆様には「観光学」という新しい学問分野についてよく知られていないのが実情です。

 

 そこで、関西観光コンソーシアムは、「観光学」を広く社会に認知していただくため、単独の大学では実現が難しい「観光学」発展の基盤の構築と社会への発信をすすめてまいります。観光産業を始め一般企業でも広く活躍できる人材を多く社会に輩出することで「観光学」の意義を高め、多くの高校生にとって「より魅力ある学問領域」へのブランド化を目指します。

 

また、「大学における観光学教育とは何か?」「産業界の求める人材像と大学での人材教育に対する取り組みとのマッチングは?」など、観光学教育についても会員間で教育活動の交流、情報の交換を行い、観光関係団体、企業、関係省庁と連携しつつ、

①産学連携・インターンシップ、②高大連携、③大学間連携等の活動を進めてまいります。

 

 多彩にわたる実践と理論から構成される学際的学問としての「観光学」を通じて、社会貢献に寄与するとともに、観光高等教育の発展に資するために、関西観光教育コンソーシアムを設立いたします。